ブリスケット#1 BBQのエベレストへの道
突然だが、ブリスケットをご存じだろうか。
僕は最近youtubeを通して知ったのだが、
ブリスケットとは肉の部位のことであり、日本語でいうと「肩バラ」
その肩バラ肉の塊を10時間以上かけてじっくり燻製してつくられる
BBQの本場アメリカはテキサスの代表料理だ。
お笑い芸人たけだバーベキューさんのブリスケット調理動画
見た目やサイズのインパクトからして一瞬で納得できると思うが、
スペアリブなどに並んでアメリカではBBQの王様やエベレストなどと呼ばれていて、
プロの料理人や休日のパパまで、みんなが思い思いのブリスケットを作って楽しんでいるという。
詳しい調理過程などの紹介は次回以降にしようと思うが、なぜこれをわざわざ自分で作って食べてみたいのかと聞かれると毎度同じ答えで退屈だがやはり、「限界分譲地での楽しみを見つける為」という目的に行きつく。それと同時に個人的にブリスケットをつくる上で僕の所有しているような土地は最適な環境だと考えているからだ。
じっくり時間をかけて燻すということは長時間煙を排出することになるので一般的な住宅街に建てられた一軒家で行えば近隣住民から苦情が来る可能性が高い。集合住宅ではまず不可能だろう。
しかし、限界分譲地の場合、隣接した区画に定住者はおろか家も建っていないことが多い。ご多分に漏れず僕の土地の周りも更地がほとんどで、近隣住民も数えるほどしかいない為、常識の範囲内の規模でBBQを行う分に苦情が来たことは過去に一度もない。
そしてなにより時間を気にせずじっくり調理ができる。
近隣トラブルを避ける為にキャンプ場や公園へ足を運んでも、調理に10時間以上かかっていてはそれだけで一日が終わってしまうし、機材の搬入や設置も大変だが、自分の土地であれば当然いつでも簡単に設置し、何時間でも調理ができる。
BBQ事情に明るくない立場の人間が推測するのも恐縮であるが日本でこのブリスケットに対して馴染みがないのも上記のハードルがあるからではないだろうか。
そのハードルを全部クリアしているのが限界分譲地のような場所だと考えている。
もちろん近隣住民との関係性、配慮というのは人それぞれ感覚の違いや相性もあるし、トラブルは発生しないなど無責任な保証はできないが、「限界分譲だからこそやれそうなこと」を見つけては試してみて、よかった点ダメだった点を記録していければと考えている。
現在は機材をそろえ始めている段階なので次回以降は実際に作ってみる様子などをお伝えできたらと思う。